子育てを楽にする3つのステップ

子育て

日々「うまくいかなかったなぁ」と思いながらも、立ち止まる暇もなくこなしていくかなければならない子育て…この先子どもたちが元気に育ってくれるかどうか心配になりますよね(~_~;)

どうすればうまくいくのか、どうすれば楽しい子育てライフを送れるのか?育児書やテレビやネットで紹介されるような子育てに関する情報に触れていると、「やってみよう!」と思いつつ、結局うまくいかずに、自己嫌悪になりさまようばかり…まさに私自身がそんな日々を送っています(@_@;)

こんな風に過ごしたいなぁ…

こんなだったら楽しいなぁ…

と思うのに、なかなかそれを実現させるのって難しいですよね。

そんな自分へのアドバイスも含めて、こんなことができたら、子育てが楽になると思っていることを厳選して3ステップ、ご紹介したいと思います!

①子どもの安全基地になれているか?自分の安全基地はあるか?

まずはこれまでのブログの中でもお話ししてきている安全感についてです。

普段何気なく、親は子どもを守るものとかお世話をして当然という風に思いますよね。もちろんそうなのですが、その時に

自分は子どもにとって安心エネルギーを供給する安全基地になれているか

という意識をもってみましょう。子どもにとって一番安心感を得られるのは親であるあなた自身なのです。もしあなたがそう感じることができないのなら、子どもに安心エネルギーを供給することが何らかの理由でできていないのかもしれません。この何らかの理由については今後、お話しできればと思います。

こんな風に言うと

「自分はこんなに頑張っているのに、もっと頑張らなければいけないのか…」

とつらくなってしまわれるかもしれませんが、あなたが子どもの安全基地になれていないことには何かしらの理由があるはずです。そしてその多くは…

親の安心エネルギーが枯渇している=親自身に安全基地がない

という状況から起こっているのかもしれません。子どもだけではなく、親にも安全基地が必要です。パートナーや自分の親、友達、子育てサークルや子育て相談などなど、どこかで自分の考えや悩みについて話すことができ、うまくいかなくても助けてもらえる人(場所)があると思えていると、親であるあなた自身も安心でき、そのことが子どもにとっても安心につながります。つまり心に余裕ができるということですよね。ですので、

まずは自分には安心エネルギーを充電できる安全基地があるのか?それは誰?どこ?なのか

そして自分が子どもにとって安心エネルギーを供給できる安全基地になれているのか

ということを改めて振り返ることで、余裕をもって子どもと向き合えるようになります。

ハードルを下げて、自らが体現しよう

子どもに対してこんな風になって欲しいとかあれができるようになってほしいという思いだったり普通こういうことはできるはずだとか、あんなことはできて当然だと

理想的ないい子どもに育てないと!という思いはないでしょうか?

そして自分に対しても親なんだから、こんなことができて当然、あれをしなければならない、つまり

いい親にならなければならない‼と思い過ぎていないでしょうか?

実は私も自身が専門家を名乗るということもあり、いつもそんな思いに駆られています(;´・ω・)

つい子どもが自分の思い通りに動いてくれないと、「どうしてそんなこともわからないのか」と強目に叱ってしまう時があります。。。自己嫌悪です(ノД`)・゜・。

でもそういう時は一旦、シンプルに考えましょう!私はそうするようにしています。

普通なんてない。人それぞれ違うものだ。子どもは知らないのだからできてなくて当然。これからできるようになればいい。いい親になるって誰にとってのいい親になるのか?

煮詰まって、子どもを叱ってばかり、時に感情的になってしまう時って案外自分で自分を苦しめていることが多いように思います。親である私たちも仕事や家事に日々忙しかったり、自分がしたいことを我慢しないと行けなかったりするので、余裕がない状況ですよね?

そうするとやっぱり子どもを自分の思い通りに動かしたくなっちゃうんです。コントロールしたくなっちゃうんです💦

でも子どもはコントロールしようと思っても、こちらの思い通りにはなかなか動いてくれません。。。そうするとより強い力でコントロールしようとし、今度は自分のコントロールが効かなくなって、その結果ドカーンッ…みたいなことってありますよね?

なのでこういう時はハードルを下げましょう。子どもや自分自身に課しているたくさんの高いハードルを簡単に飛び越えられる高さに下げたり、不必要なものは一旦取り払ってみましょう。何事も優先順位です。

子どもは放っておいても勝手に育つ

とよく言いますが、放っておき方にもよると思いますが、お父さん、お母さんが道を逸れることなく、頑張っている姿を子どもたちはよく見ています。それこそが子どもたちのお手本となり、そんなお父さん、お母さんの姿を見て育ちます。親である自分たちが子どもにこうなって欲しいと思う姿を体現しましょう!

プロセスを大事にしよう

そして最後です。それはプロセスを大事にするということです。

これはどういうことかと言うと、子どもが何か悪いことをした時、結果だけを見れば叱られるようなことをしたかもしれません。しかし、そのプロセス、つまりどうしてそんな行動をしたのかということを聞いてみると、お手伝いをしようと思った、そんな風になると思っていなかった、勉強のつもりだった、最近だと動画で見た…なんてことがあるかもしれません。

先ほどもお話ししたように、私たち親自身に余裕のない中、子どもが何かいけないことをしてしまった時にはどうしてもプロセスをすっ飛ばしにして、結果だけを見て叱ってしまいがちです。しかしよくよく聞いてみると、何か頑張ろうとしたその結果だけが望ましくないものになってしまったということがよくあるのではないでしょうか?

そうやってプロセスを見て、子どもの一連の行動を細かく見ていくと、叱らなければならない所と、褒めてあげないといけない場面が混在していることが良くあります。なのに、結果だけを見て、それが望ましくなかったということで叱ってしまうと、プロセスに含まれた褒めてあげるべき点も否定されてしまうことになるので、子どもにとっては大ダメージです。

親としても、プロセスを細かく分けてみることができるようになることで、子どもを次から次へと叱り続けなくてもよくなり、褒めてあげることでお互いに安心して過ごせる時間も増えるので、ここでも余裕が生まれていきます。

対子どもだけのことではありませんが、子どもは自己主張が大人に比べてできない分、こちらが汲み取ってあげる必要があるので、意識できるようになるとよいポイントです。

まとめ

ここまで子育てが楽になる方法 3ステップでお話ししてきました。

まず何よりも、子どもの前に子育てをする親自身が安心エネルギーを充電できる安全基地を持つことが重要です。自分の悩みを誰かに話せる、不安な状態をリフレッシュしてくれる安全基地があることで、エネルギーの余剰ができ、家に帰って子どもに対しても自分が安心エネルギーを供給できる安全基地となることができます。つまりは、余裕を作るために必要なことなので、まずはこの土台をしっかりと作りましょう。

そして次に、ハードルを下げるということです。自分や子どもに課してしまった高いハードルを、場合によっては下げ、場合によっては取り去ることで余裕をもって飛び越えることができるようになります。このこと自体、余裕がなかったり、ハードルを下げても取り去ってもいいと思えていないとできませんので、まずはステップ1の安全基地をしっかり確保した上で取り組む必要があります。

そして最後に、余裕が十分にできたら、子どもの行動の結果だけではなくプロセスを細かく見るということが大切です。結果だけにとらわれず、子どもにもその行動に至る意図や思いがあるはずです。褒めるポイントもプロセスの中に含まれていることが良くあります。何が良くて何が良くなかったのか、細かく見て子どもにも説明してあげることで、子どもも理解しやすく、叱られることに納得します。

もちろんこの3ステップは簡単にできるものではありません。しかし、特にファーストステップである親自身の安全基地を確保できると、後の2ステップは自然とついてくるものです。自分がどうすれば安心エネルギーが充電できるのか?を見つけることに重点を置いてみましょう。

そして、先にも述べましたが、親に安全基地があり、適切に人を頼っている姿や、自分で自分を苦しめているともう時にはシンプルに考えて、基本に立ち返る姿、そして物事を結果だけで判断せずにプロセスを大切にしている姿を子どもたちは一番傍で見ています。そしてその姿こそが、子どもたちにとっての何よりものお手本になっています。

子どもに何かしてあげる事よりも、親自身が楽しく活き活きと日々を過ごしている姿を見せ、体現していくことこそが子育てのエッセンスになっていると思うので、私自身も含めて、みなさん一緒に頑張りましょう!

後記

ブログってすごいです。文章を書くということがすごいのかもしれませんが、いつも「これを書こう」と思って書き始めるのですが、書いているうちに自分の中でも色んな発見があります。それをどううまく伝えればいいか、まだまだ未熟ですが、上手にみなさんに伝えられるよう努力したいと思います!

それではごきげんよ~

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