これまで子育ての相談って、されたことありますか?私は実は…あまりありません。男親ということもあるかもしれませんが、あまりプライベートなことを人に話すのが苦手だったり、一応専門家なので、色んな知識もあったりで自分の中で処理している…という感じです。それがいいのかどうかわかりませんが💦
相談をされた皆さんはどうだったでしょうか?もちろん…
「いいアドバイスをもらえてよかった!」
と言う方もたくさんおられると思いますが、逆に…
「もう二度と相談したくない」
とネガティブな印象を持たれた方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、子育ての相談をする・されるときに注意すべきポイントについてお話しします。
ポイント①子育て観の押しつけは✖
さて、まずみなさんは子育ての相談…誰にしますか?パートナー?自分の親?友達?保育園や学校の先生?市町の相談員さん?それともカウンセリング?いろいろあると思いますが、つまりそれは…
自分が信頼できる人や安心して自分の話を伝えられる、聞いてもらえる人
に相談するということですよね。あの人に相談すれば、いいアドバイスをもらえると思えたり、あの人なら私の話をしっかり聞いてくれると思えることが大切だということです。
では、その相談先の人は何を基準にアドバイスをしたり、話を聞いたりしているのでしょうか?
それは自分自身の子育ての経験・育てられた経験を基にした子育て観です。なので、子育ての相談をしたけどしっくりこなかった、うまくいかなかったという時にはこの子育て観の違いから違和感がうまれている可能性が高いです。
相談相手が自分の子育て観はありながらも、あなたの子育て観を尊重して聞いてくれるのか、アドバイスをしてくれるのか、それとも自分の子育てこそ正しいとか一般的にはこういうものだという一方的な考えを押し付けてくるのかどうかで、相談をした後の満足感に大きな差がでます。
これが自分の親の場合はよくケンカになったりしますよね💦友達の場合はそれがきっかけで関係が途切れてしまうこともあるので、相談をされるときにも自分の子育て観を押し付けていないかと意識することが大切ですし、相談をする時にも一方的に自分の子育て観を押し付けてくるような相談相手にはあまり相談しない方がよいでしょう。
ポイント①一方的に相手の子育て観を押し付けられていないか?
ポイント②詳しく、具体的に
子育てのアドバイスと言うと、偉い学者さんやアドバイザーが
みんなこうすれば、子育てがうまくいきますよ
と言わんばかりに紹介されたりしますが、実は子育てって親の個性も子どもの個性も、子育てに対する考え方やどんなふうに育てたいか、さらには家の間取りや地域性などが大きく影響するので、人それぞれ違うものなんです。つまり
あなたが今経験している子育ては、これまで誰も経験がしたことがないオンリーワンの経験なのです
ですので、そんなオンリーワンの子育てに対するアドバイスを受けたいと思った時に、困っている内容をふんわりとだけ伝えてしまうと、そこから出てくるアドバイスは一般論としての子育てでしかなく、実際の子育てに活きないものしか返ってきません。
本当に自分の今の子育てに活きるアドバイスをもらうためには、今自分が置かれている状況をしっかり理解してもらう必要があります。つまり良い子育ての相談にするには、困っているリアルなイメージをお互いの間で共有できるか?ということが大切です。
ポイント②より詳しく、具体的に伝えることで、できるだけリアルなイメージを共有する
ポイント③結局は一意見でしかない
誰かに相談したときには「そうだな。その通りだ。」と思えても、いざ家に帰ってやってみたけどうまくいかない…という状況はよくありますよね。この要因には、二つ目のポイントでお話ししたようにリアルなイメージを共有できていないからということもありますが、結局はその体験をしているのは自分自身だけなのです。それをどれだけリアルに客観的に伝えたところで、その状況を実際に見ていない相手が100%同じイメージを持つことができるかと言うと、それは難しいですし、相手ができるからと言って自分もできるかと言うと違いますよね。
つまり、他人からのアドバイスは一つの意見、物の見方・考え方であって絶対ではない
ということです。このように言うと、「じゃあ相談する意味なんてないじゃないか!」と思われるかもしれませんが、1回だけの相談だと確かに意味がないと思えてしまうかもしれません。しかし、何度も相談を続けながら、うまくいかないのはどうしてなのか?を一緒に考えていくことでよりリアルなイメージに近づいていくことができるので、何度か回数を重ねるということが必要でしょう。
余談ですが、私が相談を受ける時は、サスペンスドラマの刑事や探偵になったつもりで(相○の杉○右京さんのようにw)に相談者の方から詳しくお話を伺うようにしています。しかしそれはやり方を間違えると、侵入的に受け取られ、警戒心を強めてしまうきっかけになるので注意が必要です。
ポイント③相手の意見は一つの意見、考え方として聞く意識を持つ
まとめ
今回は子育ての相談をする際の注意すべき点について3つのポイントをお話ししました。
①子育て観の押し付けはNG
②自分の状況は詳しく、具体的に
③アドバイスはあくまでも一意見でしかない
この3つは相談をする時にも、相談をする時にも注意するとよいでしょう。
何度も繰り返しますが、子育ては人によって違います。同じ子育てなどありません。
あなたが経験している子育ては、誰も経験したことがないオンリーワンの経験なのです。
うまくいかないと思えることも沢山ある子育てですが、上手に相談をしながらよりよい子育てを目指しましょう!
後記
言い訳にしかすぎませんが、なかなか定期的に投稿することができていません。。。内容も専門家としてなのか、一人の親としてなのか視点が定まらず。。。まだ修行が足りません。これからもっと良い投稿ができるように頑張ります。今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
それでは、ごきげんよ~(‘ω’)ノ
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